dsch-jp@dasubi.orgに送ったメールがメーリングリストのメンバー全員に配送される仕組みです。
dsch-jp-ctl@dasubi.orgにコマンドを含むメールを送って下さい。送るべき内容は
コマンド オプションの形です。
例1:
--------- メール本文 --------------
help
-----------------------------------
メール本文が↑のメール(内容が"help"だけを含むメール)を送ると、このヘルプ・ファイルが送られてきます。またコマンドは help でも HELP でも構いません(大文字小文字を問わない)。
例2:
以下は、過去の10番目の投稿から5つ分を取り出して、参加しているメンバーのリストを取り寄せるコマンドメールの例です。
--------- メール本文 --------------
help
get 10-14
members
exit
-----------------------------------
例 1:
意訳:↓ このアドレスでは配送とコマンドともにうけつけます。
X-MLServer: fml [fml 2.1_RELEASE](distribute + commands available mode)
X-ML-Info: If you have a question, send "help" to the address dsch-jp-ctl@dasubi.org
意訳:↑わからんかったら dsch-jp-ctl@dasubi.org へ "help" を送ってね
例 2:どうしてもわからないとか、エラーメール等が返ってきたりした場合は、メーリングリストの管理者
X-MLServer: fml [fml 2.1_RELEASE](distribute only mode)
意訳:↑ このアドレスは配送専用です。
dsch-jp-admin@dasubi.orgまでメールを送って下さい。出来るだけ、
何をして、そうなったのか?をつけてメールしてもらえると、問題解決の手掛かりになりますので、よろしくお願いします。
その時投げたメール、返ってきたメール
コマンド 説明と具体例の形でならんでいます。具体例は次の章で説明します。
コマンド | 説明と具体例 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
help | コマンドのヘルプ(このメールの内容) | ||||||
objective | メーリングリストの目的、約束事を読む | ||||||
guide | 一般的な案内を得る (メンバでない人でも取り寄せ可能) |
||||||
msg |
管理者へメールを送る 「msg」コマンドが含まれているメールは、管理者にそのまま転送されます。 なお、「msg」コマンドの後のコマンドはすべて無視されます。 例: |
||||||
summary [引数] |
過去の記事一覧を得る(Summary全体を送る) 引数: 記事の番号、番号の範囲 例: |
||||||
exit |
コマンド列の終り これ以降にどんな文字があっても、メーリングリストサーバはコマンドとは認識しません。 メールソフトで Signature が自動につく場合等に便利です。 |
||||||
end | exitと同じ | ||||||
quit | exitと同じ |
コマンド | 説明と具体例 |
---|---|
members | 投稿可能なメンバーリストを得る サーバが自動登録に設定されている場合actives で得られる配送リストと同一です。 |
actives |
(実際に配送されている)メンバーのリストを得る 管理者が手動で登録しているメーリングリストの場合は配送リストそのものです。 自動登録の場合はこれで取り寄せられる一覧は意味がありません。 |
status [アドレス] |
現在の設定を得る まとめおくりや配送停止などの設定情報が得られます。 オプションはメールアドレスを指定します。 オプションを省略すると自分自身の状態です。 |
stat [アドレス] |
statusと同じ 〜 配送のモード等について 〜 複数のアドレスが登録してある場合の ON, OFF, MATOME 等の操作は、操作するべきアドレスが一つに特定できるまでアドレスを一意に特定できるまでアドレスのチェックを厳しくしてチャレンジします。 #どうしてもだめな場合だけは管理者へコンタクトして下さい。 |
skip |
配送は停止されるが、投稿は可能にする 複数箇所のアドレスからMLへ投稿する場合投稿はできるが、配送はされないアドレスと設定する |
noskip | skip の設定をやめる |
off |
MLの配送を一時的に止める 長期休暇、出張などでメールボックスの溢れが気になる場合に利用してください。 |
on | off の設定を解除し、配送を再開する |
bye | MLをやめる |
unsubscribe | MLをやめる |
chaddr 古いメールアドレス 新しいメールアドレスという内容のメールを送るとメールアドレスを変更することができます。
例:
matome 3mp
3時間おきに MIME/Multipart 形式でおくる。
コマンド | 説明 |
---|---|
digest 数字(0-12) matome 数字(0-12) |
配送間隔おきのまとめ送りに設定する 配送間隔は、毎日午前0時を起点としてはじまります。ですから、引数に「13」以上の数を指定しても、一日一回の配送になります。 default は gzip した Unix From つきのファイルの固まりです。 |
digest 数字(13-36) matome 数字(13-36) |
一日一回指定時間のまとめ送りに設定する 13〜36の数字がこのケースに当てはまります。 午前5時のまとめ送りを設定したいときは、24+5=29を指定してください。 午後5時は17時なので 17 で指定して下さい。 |
undigest unmatome digest 0 matome 0 | 普通の配送へ戻す |
具体例
コマンド | 説明 |
---|---|
matome 1 | まとめ送り 1時間に一回(gzipd) |
matome 2 | まとめ送り 2時間に一回(gzipd) |
matome 2u | まとめ送り 2時間に一回(plain text) |
matome 2mp | まとめ送り 2時間に一回 MIME/Multipart形式で |
matome 17 | まとめ送り 一日一回と同じ(gzip-d) この場合は17時に来る |
matome 29 | まとめ送り 一日一回と同じ(gzip-d) この場合は午前5時に来る #matome 5 は5時間"おき" という意味 |
オプション (数字の後ろにつけるオプション)
※オプションなしはGZIP(UNIX FROM)
オプション | 説明 |
---|---|
u | PLAINTEXT(UNIX FROM) |
uf | PLAINTEXT(UNIX FROM) |
i | lha + ish |
ish | lha + ish |
mp | MIME/Multipart PLAINTEXT |
d | RFC1153 format PLAINTEXT |
b rfc934 | RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst) |
tgz | tar+gzip で spool.tar.gz |
ish lhaish i li |
lha + ish |
lu lhauu | lha + uuencode |
unpack | PLAINTEXT(UNIX FROM) |
zip | zip して base64 で送る |
コマンド | 説明 | ||||
---|---|---|---|---|---|
index | "get", "mget" で取り寄せ可能なファイルのリストをかえす。 index ファイルがあるのなら、それを返します |
||||
get | 過去の記事を得る (resend されます) ひとつずつ plain text で返送されます |
||||
send | 同上 | ||||
get 複数の記事指定 [モード] [時間間隔] mget 複数の記事指定 [モード] [時間間隔] | スプールの記事や(もしあれば)アーカイブにあるファイルを一つのメールにまとめて送り返す
例: |
||||
注意:
"get" コマンドの引数が『数字』ならば、その数字のCountを持つ記事が resend されます。
"get" コマンドがそれ以外の形式 (e.g. get 1-10) であれば mget と同じ動作をします。
その場合 "get" と "mget" の違いはファイルの形式で
getのデフォールトは MIME/Multipartのように設定されています。
mgetのデフォールトは tar.gz 形式
get、mget で複数の記事を取り寄せる場合の引数:
範囲を指定 | 1-10,12,15-100 1,2,10 first first:10 last:30 100-last(mh的 Syntax) |
モード | gz tgz ish rfc934 b rfc1153 d unpack uf(default=tgz) |
時間間隔 | 送り返すメールが複数の時の間隔(default=300) |
get と mgetの違い:
mget はまとめて記事を得るための専用コマンドですので、記事一つだけを指定した場合には、そのコマンドは無視されます。
get は、一つだけのときと複数の記事が指定されたときでは違う動作になります。
どちらもまとめて記事が得られるコマンドですが、返送されるファイルの形式が異なります。
get->MIME/Multipartただし、[モード]を指定することで、形式を変えることも出来ます。
mget->tar.gz 形式
モード:
オプションなしは tar+gzip で spool.tar.gz
モード | 説明 |
---|---|
tgz | tar+gzip で spool.tar.gz |
uf | PLAINTEXT(UNIX FROM) |
gz | GZIP(UNIX FROM) |
b rfc934 | RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst) |
ish lhaish i li | lha + ish |
lu lhauu | lha + uuencode |
unpack | PLAINTEXT(UNIX FROM) |
uu | UUENCODE |
d | RFC1153 format PLAINTEXT |
rfc1153 | RFC1153 format PLAINTEXT |
IV. 標準でないコマンド
以下のコマンドは管理者のポリシーによって使っていないこともあります。
デフォールトでは使わないようになっています。
1. ライブラリー
メンバーがファイルを登録したり、それを取り寄せたりするためのものです。
library 命令 : ライブラリーへのアクセスアーカイブとの違いはほとんどありませんが、put が可能になっています。
コマンドとオプション | 説明 |
---|---|
library index | ライブラリーにたくわえられているファイルの一覧を得る |
library summary | ibrary indexと同じ |
library get 数字 | ライブラリーから記事を得る mget と同じ引数がつかえます |
library put | ライブラリーに記事を保存する |
library unlink [番号] library delete [番号] library rm [番号] |
指定番号の記事をライブラリーから削除する |
whois [-h host] key : whois で key を探す。host が与えられた場合はそのhostへIPCで、もしそうでない場合はMLサーバ local な whois database 中を探します
コマンドとオプション | 説明 |
---|---|
whois -a | 特殊オプションで、すべての登録エントリを表示する |
iam | 自己紹介を登録する |
who | 自己紹介の一覧を得る |
3. traffic コマンド(投稿量の統計)
SYNOPSIS:
traffic [-nオプション -n は、5. の投稿量の多い人のベスト何人まで表示するかを数字で指定します。デフォルトでは、-n 10 と同じです。] [-m ] [-d]
オプションをすべて省略して、「traffic」として送ると、以下の情報が得られます。
V. コマンドの使い方の具体例
1. 過去のメールの取り寄せ方
コマンドは
dsch-jp-ctl@dasubi.org宛てに送ってください。
● 個々に取り寄せる場合
過去のメールを一通単位で取り寄せるには「get」を使います。
以下にメールの本文に書く例を示します。
(1) 1 番目のメールが欲しい
get 1(2) 1 〜 3 番目のメールが欲しい
get 1
get 2
get 3
● まとめて取り寄せる場合
まとめて過去のメールを取り寄せるには「mget」を使います。以下にメイルの本文に書く例を示します。
(1) 100 〜 200 番目のメールが欲しい
mget 100-200(2) 100 〜 200 番目のメールを複数になる場合は 30 秒間隔で欲しい
mget 100-200 30(3) 100 〜 200 番目のメールを PLAIN TEXT で欲しい
mget 100-200 unpack(4) 100 〜 200 番目のメールを LHA + ISH で欲しい
mget 100-200 ish(5) 100 〜 200 番目のメールを 30 秒間隔、PLAIN TEXT で欲しい
mget 100-200 30 unpack返送されるメールは 1000 行で切ってバラバラに送られるので、送り返されてくるメールとメールの時間間隔を指定して下さい。
% uudecode barという具合に spool ディレクトリというのが出来ます。
% ls
spool.tar.gz
% gzip -cd spool.tar.gz | tar xf -
% ls
spool.tar.gz spool
% ls -l
-rw-r--r-- .......................... spool.tar.gz
drwxr-xr-x .......................... spool
History:
1998/08/17 translated by fukachan@sapporo.iij.ad.jp
1998/08/16 merge Jason.Chen@efi.com's Translation (95/11) by fukachan@sapporo.iij.ad.jp
1997/04/17 improved by metalman@kt.rim.or.jp
1997/04/16 hand-patched by fukachan@sapporo.iij.ad.jp
1997/04/13 improved by metalman@kt.rim.or.jp
1997/04/05 imported and merged by fukachan@sapporo.iij.ad.jp
1997/04/13 improved by metalman@kt.rim.or.jp
1997/04/04 improved by metalman@kt.rim.or.jp
1997/04/01 improved by metalman@kt.rim.or.jp
help and help.example2 are merged by fukachan@sapporo.iij.ad.jp (preparation for 2.1 RELEASE)
help.example2 contributed by umura@nn.solan.chubu.ac.jp (mnews ML's help is contributed)
original by fukachan@phys.titech.ac.jp
$Id: help.wix,v 2.5 1999/05/11 10:54:35 fukachan Exp $